検査時に鼻腔を最大に拡張させる必要があります
検査15分前に両側鼻腔にプリビナを噴霧
検査開始時に鼻腔が最大に拡張している必要があります。鼻腔が狭ければスコープ挿入が難しくなるだけでなく、鼻痛・鼻出血を誘発してしまいます。鼻腔拡張法は血管収縮薬(プリビナ液など)の鼻腔内噴霧ですが、鼻腔が最大に拡張するまでに約15分程度かかりますので、検査開始15分以上前に噴霧します。検査の効率性を優先して血管収縮薬を噴霧後5分程度で前処置スティックを挿入する施設があると聞きます。十分に鼻腔が拡張する前に前処置スティックを挿入したり検査を開始することは鼻痛・鼻出血の原因になりますので絶対にやめて下さい。
鼻腔を変更することを考えて、両側の鼻腔にプリビナを噴霧することをお勧めします。